やる気にさせるリーダーシップ

最近、「ペンギンが空を飛んだ日」という本を読んでるんですが、第4章の「部下をやる気にさせるリーダーシップ」の内容がちょっと気になったのでメモ。

ペンギンが空を飛んだ日 (交通新聞社新書)

ここではざっくり次のようなことが書かれています。

  • リーダーがメンバーととことん話し合ってひとりひとりに理解させる
  • その仕事の意味を心底理解し合う
  • プロジェクトではまずミッションを理解させる
  • 自分の中にはっきりとしたビジョンがあること

なんか以前、似たような内容を書いたことがある気がするけど、メンバーにタスクを任せる際に、その作業の意味やそれをやることで何が解決するのかを伝えることが大事なのかなと思います。その作業の背景を理解することでより主体性が生まれるんじゃなかろうかと。

もちろん、そのためには伝える側がちゃんと理解する必要があります。「自分の中にはっきりとしたビジョンがあること」って書いてあるけどその通り。でも、何がなんでもまず自分が理解しないといけないかというとそうではなくて、メンバーとコミュニケーションする中でお互いが理解を深めていければいいんだと思う。

ちなみに、先日、Wevox values card というカードゲームをやりました。価値観を表すキーワードがカードに書かれており、最初に5枚ずつ配ります。カードの山から順番に1枚ずつ引き、手札の中で自分の価値観から最も遠いものから捨てていくというゲーム。

wevox.io

自分はわりと早い段階で「リーダーシップ」のカードを捨てちゃいました。リーダーってそういうもん。

余談

次の節に「混成部隊こそチームワーク力の真価が発揮される」というのがあって、その中の「異業種交流会をやっているような雰囲気」というのがよかった。自分もエンジニア以外のひとと会話する機会がたまにあるけど、その領域を専門にしているひとと話すといろいろな気付きがあっておもしろい。業務プロセス全体からすると自分が知っているところなんてほんの一部なんだなと感じる。