プロダクトマネジメントのすべて 01

しばらく積読しちゃってた『プロダクトマネジメントのすべて』を読む。

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まずは前提知識として「プロダクトマネージャーに必要な基礎知識」から...。特に、Chapter 19 は参考になりました。プロダクトステージを認識して適切にアプローチするのが重要そう。Chapter 21 の QA との関わり方は悩ましいところだけど、単にテスターではなくて品質管理の役割としてコミュニケーションできるようにしたいし、ある程度、仕様ホルダーとしての立ち回りを期待しちゃう。

あと、アジャイル開発とWF開発は対立するものではなく直交する概念だと思うので、Git のブランチモデルなんかと同じように現場に合わせてカスタマイズするのがよいと思う。スクラムとカンバンについても同様。


以下、メモから抜粋。

Chapter 19

収益モデル
  • フリーユーザーから有料ユーザーへの転換は10%以下
  • ターゲットユーザーとの相性
  • プロダクトステージ
  • 競合優位性
収益拡大
コスト
  • 原価, 販売管理費, 研究開発費
  • ROI (費用対効果)
パートナーシップ
  • パートナーエコシステム
  • パートナー選定のための評価指標を作る
    • Core, Why に合っているか
    • ビジョンを達成できるか
指標
  • ユーザー継続率
  • 離脱率
    • 継続率とセットで計測する
    • AARRR モデル, ファネル分析
    • どの階層のユーザーに集中して働きかけるか
  • LTV > CAC
    • UE (= LTV ÷ CAC) ≧ 3 がプロダクトが順調に成長しているとみなせる
  • ARPU

Chapter 20

Chapter 21

品質
  • 品質の判断基準
    • ユーザー価値向上と事業収益向上の2視点を持つ
  • 品質基準
    • ユーザーニーズを満たせているか
    • ある品質が狩野モデルのどこに分類されるか
開発手法
  • アジャイル開発にWF開発のエッセンスを取り入れる
    • 設計や計画に時間をかける
  • スクラム, カンバン
  • スクラムチームのスケール
    • Scrum of Scrums
    • Large Scale Scrum (LeSS)
  • プロジェクトマネジメント
    • 作業とそれらの依存関係 (ガントチャート)
    • タスク全体の進捗の予実管理 (バーンダウンチャート)